鏡谷珠朋です。先日初めての凸待ち配信を行ったので、行うに至った背景やそれにかけた準備の内容、当日の感想について書いていきたいと思います。
経緯
2023年4月28日、当チャンネルは初配信から3周年を迎えました。その3周年が迫る2月頃から、「凸待ち配信やってみたいな~」と思っていました。凸待ちとは、配信中に配信仲間や視聴者などを迎え、その通話を通して楽しんでもらう配信となります。
しかし、この凸待ち配信には、前から微妙だなと思う点がありました。それは、企画者自身が参加者を募集し、タイムスケジュールを組む点です。すると、凸待ちに参加する人が始めから分かってしまうため、参加してくれたという喜びが低減すると考えていました。
この点を解消するために、私は当チャンネルのモデレーターに協力を仰ぎ、タイムスケジュールの設計や裏方支援などを割り振ることにしました。
具体的には、discordで凸待ち専用の鯖を用意し、その鯖から私が抜けた状態で凸待ち配信の宣伝活動を行いました。鯖内のクローズドな環境でタイムスケジュールを組んでもらい、凸待ち配信当日に私が鯖へと入室し、通話を始めるという内容です。
今回の「参加者不明の凸待ち配信」を実現するにあたって準備してきたことを以下の項で記述します。
準備
今回の企画を実現させるにあたって、主に5点の活動をしました。
- 企画立案
- イラスト作成
- 業務依頼
- リハーサル
- 宣伝活動
以下に各項目の詳しい内容を記述します。
企画立案
◎企画内容の成文化・具体化
頭の中で考えている内容を文に起こし、全体的な流れをまとめました。企画の主題である「参加者不明」という状態を実現させるために、どのような鯖を作成し、宣伝をしてくべきかなどの企画内容を練りました。この段階で、専用鯖の作成、参加日程、通話時間、参加者を配信者とリスナーで分けることなどを決定しました。
◎モデレーターへの概要説明・仕事分配
モデレーターに具体化した凸待ちの内容を伝え、考えに相違が無いかを確認しました。説明不足分は質問対応を行い、全員が全体の内容をある程度理解したうえで、具体的な準備を開始しました。
◎凸待ち鯖の作成
凸待ち専用のdiscord鯖を作成しました。凸待ち鯖は初めての作成だったため、以前凸待ちに参加したことのあるVtuber・愛生笑顔さんに相談し、そのアドバイスを参考に鯖を構築しました。忙しい中、非常に丁寧にご対応頂きました。ありがとうございます!笑顔さんのチャンネルは下記URLからアクセスできます。
https://www.youtube.com/@aiusmile
最終的に鯖の内容は↓のようになりました。
◎トラブル対応、リスク軽減
考えうる懸念事項のリスク軽減策を講じました。
・参加者以外の乱入
宣伝する際は直接専用鯖のURLを貼らないように意識しました。TwitterやYoutubeにて配信枠のURLを貼り、その概要欄から鯖へ招待する二段階認証のような形にしました。また、自己紹介や日程調整の記述がない場合、キックすることをモデレーターに伝えていました。
・参加者の日程調整方法
参加者に負担をかけさせないために、「調整さん」を用いて日程調整を行いました。
・参加者のドタキャン対応
モデレーターに対応を一任しました。
イラスト作成
◎新規衣装の考案
10月にかけて新規アバターを作成するため、その原案としてのイラストも兼ねて新規衣装で制作しました。私は今年から大学生なので、汎用性を考えて「クイズっぽい」衣装にしました。「クイズっぽい」衣装とは、ストライプや星柄、彩度の強い赤や青の星条旗カラーが主流。これは今でも人気の高い「アメリカ横断ウルトラクイズ」のイメージから来ているものと思われます。私服や栄見制服ver.については今後制作予定です。
◎制作過程
ある程度衣装の構造や配色を考えてから描画開始です。今回は時間もなかったため、なるべく最大効率で描くことを意識しました。個人的には、手を参考資料無しで描いたことと、過去一髪を上手く描くことができたので満足です。
業務依頼
◎凸待ち宣伝用の画像作成依頼
凸待ちを行うことを外部に宣伝するために、宣伝用の画像を用意する必要があります。今回は星音せのんさんに画像作成を依頼しました。何度かフィードバックを行い、最終的に理想通りの宣伝画像を作り上げて頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。
リハーサル
◎リハーサル、フィードバック対応
ある程度形になってきたため、星音せのん、オカケンさん、いとこんさんを交えてリハーサルを行いました。全体の流れを理解できたか、順調にいかなかった点はなかったかなどを重点的に確認し、頂いた意見をもとに鯖を更新していきました。
宣伝活動
◎宣伝期間、宣伝方法の決定、実行
宣伝期間が短すぎると参加できる人が限定され、長すぎると宣伝自体がマンネリ化してしまうという問題があります。そのため、私は企画を行う際はおおよそ2週間という期間を設けて宣伝を行うようにしています。宣伝方法はTwitterで毎日凸待ちのツイートをすること。毎度同じ時間帯だけではなく、昼や深夜など、色んな方々の目に留まるように宣伝を行いました。また、Youtubeのコミュニティでも同様に宣伝を行いました。
感想
…とここまで準備をして、いざ本番に誰も来てくれなかったらさみしいので過去にないくらい宣伝をしました。そのかいもあってか、、、
配信者/リスナー合わせて10人くらいくれば満足でしたが、最終的には17人(欠席者含む)も参加していただけました!参加方法も少し手間がかかるものだったにも関わらず、想像以上に来て頂き感無量でした。また、企画立案時に考えていた「誰が来るか分からない」ドキドキ感も体験することができ、非常に満足の行く配信になりました。
今回は凸待ち配信の概要とその準備、当日の感想について書いていきました。いかがでしたでしょうか。当日の様子は下の埋め込み動画からご視聴いただけますので、是非よろしくお願いします。また、今回の企画を実現するにあたって、裏方で参加者の誘導や連絡をしていただいたモデレーターの皆さん、本当にありがとうございました!凄く頼もしかったです。